恋愛に期待しなくなった

恋愛に期待しなくなった、
と書くと、少し冷たい響きがあるかもしれない。

でも実感としては、
諦めた、という感じとも少し違う。

もう二度と恋愛をしたくない、
と思っているわけではないし、
誰かを好きになる可能性を
完全に閉じてしまったつもりもない。

ただ、
以前のように、
「うまくいくかもしれない」と
自然に思えなくなった。

期待して、想像して、
その先に何かがあると信じることに、
前ほど力を使えなくなっている。

期待しないほうが楽だ、
と感じる瞬間が増えた。

傷つかないため、
というほど大げさな理由でもなく、
単純に、
あの上下する感じに疲れただけなのかもしれない。

期待すると、
どうしても結果を気にしてしまう。
うまくいかなかったときに、
「やっぱりな」と思う自分にも、
少し消耗する。

だから、
最初から期待しない、
という距離感を選んでいる。

それが賢い選択なのか、
逃げなのか、
自分でもまだ判断がつかない。

ただ、
期待しなくなったからといって、
気持ちが完全に枯れたわけでもない。

誰かと話していて、
ふと楽しいと感じる瞬間はあるし、
心が動くこと自体が
なくなったわけでもない。

ただ、
そこから先に進もうとする力が、
前ほど湧いてこない。

それを
無理に取り戻す必要があるのかどうかも、
今はよくわからない。

期待しない状態が、
間違っているとも、
正しいとも、
まだ言えないまま。

今はただ、
恋愛に対する温度が
少し下がった自分がいる、
という事実だけが残っている。

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