人と会うことが重い、と感じるときがある。
会うのが嫌、というほど強い気持ちではない。
実際、会ってしまえばそれなりに話せるし、
帰る頃には「楽しかったな」と思うこともある。
それなのに、
予定が近づくにつれて、
気持ちが少しずつ沈んでいく。
当日の朝になると、
理由もなく体が重い。
行きたくない、とまでは言えないけれど、
できれば今日は予定がなければよかった、と思ってしまう。
誰かが悪いわけでもない。
相手に問題があるとも思っていない。
むしろ、
誘ってもらえること自体はありがたいし、
関係が嫌になったわけでもない。
だからこそ、
この「重さ」がうまく説明できない。
断るほどの理由もなく、
楽しみにしていない自分を責めるほどでもなく、
ただ、予定という存在そのものが、
少し負担に感じられる。
以前は、
人と会う予定が入ると、
それだけで一日が少し明るくなる感覚があった。
今はそういう感じではない。
会うこと自体よりも、
会うまでの時間のほうが長く感じられる。
準備をして、
気持ちを整えて、
「ちゃんとした自分」でいなければならない気がして、
それを思うだけで、少し疲れてしまう。
この感覚が、
一時的なものなのか、
自分の性格が変わったのか、
それとも、
人との距離感そのものが変わってきたのか。
正直、まだわからない。
はっきりしているのは、
人と会うことが嫌になったわけではなく、
「重い」と感じるようになった、
という変化がある、ということだけだ。
それをどう扱うかも、
今すぐ決めなくていい気がしている。
